初体験!
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※写真は「あおい」
初めては緊張する。それが好きな相手ならなおさらだ。初めて彼女と出会ってから三カ月。最初はお互いに緊張ばかりしていて、さし障りのない会話ばかりだったような気がする。
しかし私に少なからず好意を抱いてくれたのだろうか、やや彼女は積極的にアプローチしてきてくれた。時間にして一時間ほどだろうか、名残惜しくも別れたことを覚えている。また会いたい。会ってくれるのだろうか?まるで私の心を見透かしたように彼女が呟いた。『また、会って下さいますか?』
すっかり彼女に夢中になった私が彼女と再会したのはそれから一週間後だった。仕事の忙しさも彼女と過ごせる楽しみがあれば頑張る事ができた。再会の時間は短かった。今度は私の方から夢中で彼女に話しかけていた。一生懸命に話す私に微笑みながら笑っていてくれた。二人の二時間は、あっという間に過ぎ去ってしまった。
彼女にも予定があるのだから仕方ない。いつまでも一緒にいたい気持ちを抑えつつ、大人の対応で私は別れようとした。その刹那!彼女は扉の前で急に私に抱きつき耳元で囁いた。『もっと一緒に居たい』
身体が痺れるような喜びを感じた。もはや彼女も私のことを愛しているのは間違いない。むろん、身体の関係など一切ないし、キスもしていない。彼女がお互いをよく知ってからがいい、簡単な関係になりたくないと言ったのだ。むろん私に異論などあろうはずもない。貴方と過ごす時間が一番楽な自分でいられるのなどと言われればなおさらだ。
そしてもう十何回目になるだろう。今夜初めて彼女は私の前で洋服を脱ぎ去ってくれた。習志野のメンズエステ。彼女がいる店だ。習志野のメンズエステ、彼女は私の為に辞めたいとまで言ってくれている。習志野のメンズエステ、私が通う理由がある。